武田邦彦 ヒバリクラブ 文字起こし

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崩壊する日本(1)「イランとサウジの国交回復」 令和5年4月20日_文字起こし

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ヒバリクラブご覧の皆様おはようございます。今日は朝なんですが。朝にもかかわらず、少し暗いじゃないかって言うんですけど、日中は電灯が要りませんからね。これは反射光ですね。日光っていうのは本当に便利なもので、直射光のところ非常に明るいし、それから、反射光が部屋の中に入ってきますからね。それで生活ができます。

まあ植物動物もですね、直射日光と反射光で生きてますからね。太陽光発電なんかやったら、本当に日本の自然というのが破壊されてしまうと思うんですが。それもまあ、今日の話題に少し関係しますが、4-20でですね、いやどうしてもこれ早くやらなきゃないなと思ってですね。まだ科学のやつが残ってるんですけど、崩壊する日本ってことですね。イランとサウジアラビアの国交回復ですね。

いや実はね、今もう日本の政治っていうのはですね、自民党立憲民主党も含めましてね、もう日本をいかにしてダメにするかっていうんでもう全力を注いでるわけですよ。もう非常に完全に日本の政治のモラルがですね、崩壊してしまいましたね。完全に崩壊しました。安倍首相の亡くなったことも非常に大きく効きましたね。

今一番ですね、現在の日本のニュースの中で、最も重要なニュース。その重要っていうのは日本の将来に深く関係して、僕らの子供たち、我々自身ですね、我々自身というか20年後ぐらいのことですから、今の20歳の人は40歳、40歳の人は60歳ということで、子供ばかりでなくて、20年後の日本を決定的に決めるのが、このイランとサウジの国交回復というニュースでした。

これはものすごく大きなニュースでですね。もう毎日のように日本のテレビ新聞が報道しなければならない内容でしたけども、ほとんど放送されませんでした。それはすでに日本の政治家がですね、政治家とかメディアが、今起こってることと日本の将来というものを、ほとんど見ることができなくなったということですね。

このヒバリクラブの皆さんもイランとサウジの国交回復は、なんでそんなに重要なのって思われる方もいると思いますが。せっかくヒバリクラブをご覧になってるので、ちょうどね、いいチャンスだと思いまして。やはり我々は子供たちのためにもね、どうしても日本の崩壊を止めなきゃいけないと私は思うんですね。

それが、我々の技術が足りないとか、天変地異があるとか、我々の及ばないところで起こるなら仕方ない。しかし、これがですね、単にですね、腐敗なんですよ。政治の腐敗だけが原因して、日本が崩壊しつつあるわけですからね。メディアと政治ですね。メディアと政治の崩壊によって、実は、専門家とかそういうのも崩壊していったと。

しかし、専門家とか、お医者さんとかね、こういうのが崩壊してたのは、やはり政府とメディアの崩壊に引きずられて、意思の弱い方、人生は金だけと思ってる人がですね、共に崩壊していきつつあるって事ですね。

しかし、そういう悪い人たちに、我々の運命とか、子供たちの運命を委ねることできませんからね。私たち日本を大切にし、自分の人生を大切にし、子供を大切にするという人が結束したいと思いますね。

ええと、サウジとイランの国交回復が、どのように日本に影響があるかって言いますとね。アラブ世界っていうのはですね、まず第一に知らなきゃいけないのは、アラブ世界っていうのは、ほとんど全員が親日ということなんですよ。

もちろんトルコはもうものすごく親日であることはよく知っておられると思いますね。エルトゥールル号っていう遭難事件に対して、日本人および日本政府およびその漁村ですね。助けに当たった漁村や農村がいかに頑張ったか。これに対してもう本当にトルコの人たちはですね、それを忘れることなく、今でも日本を応援してくれてるんですね。私を何回かトルコに行きましたけど、本当にもうこんなに良くしてくれていいのかなと思うぐらいの歓迎ぶりでした。

そしてもちろん、イランもですね、非常にこう日本とあまりうまくいってない。つまり最近は日本が親米ですからね。イランとアメリカは悪いですから、だからイランはどちらかというと日本に反日であるはずなのに。しかし、やはり長い歴史でですね、日本人の我々の祖先の態度を見てですね、日本を尊敬してくれてるんですよ。親日なんですね。

それからもちろん、イラクフセイン大統領の時も非常に優れてたんですが、親日ですね。サウジアラビアももちろん親日です。民族的に言えばですね、イランというのはどちらかというとアーリア人系なんですね。で、サウジっていうのはアラビア系ですね。それから、エジプトがどちらかといったらハム族ですね。ちょっとずつ民族違うんですが、いずれにしても民族が違ってもですね、親日であることは間違いありません。

でしかも、油もすごく取れますしね。それからちょっと前までは、欧米の石油市場に完全に牛耳られておりましたけども。現在はサウジアラビアなんかもですね、トランプ大統領の時にはアメリカと協力してましたけども、バイデン大統領がもう非常にポンコツなんで、相手にできないよっていうことで、冷たい態度をとっておりますね。

少し前に選挙の前ですね、中間選挙の前に、選挙を有利にしようと思ってバイデン大統領がノコノコとサウジアラに行ってですね。油の生産を、石油の生産を増やしてくれってくだらないことを頼みに行ったんですよ。

サウジアラビアのことなんか全然考えずに、ただただ自分たちの中間選挙を有利にするためには、アメリカで売られている石油の値段を安くしたら自分に有利だと思って、それだけで行ったんですよね。

もう軽くはねられましてね。あそこには非常に腕のいい皇太子がおりますから。その皇太子にあったら、話をしたらですね。いや、そんなのダメですよって言われて、あっさりと引き下がざるを得なかったというね、失態を演じております。

それから、イスラエルとイランというのがですね、ほどなく戦争に入るんではないかという風に見られておりました。これは日本のメディアがあまり使えませんから、皆さんの関心を得てませんが、イスラエルとイランが戦争するというのは非常に大きな影響があるんですね。

というのは、あのトランプ大統領の時代にトランプ大統領が随分骨を折りまして、イスラエルとサウジが相当親密な関係になりつつあるので。これイランとイスラエルが戦ったらですね、どちらかというとサウジアラビアは今バイデン大統領が登場するまでは、イスラエル側に着く可能性があったんですね。

そうしますと、アラブが2つに分かれます。アラブが2つに分かれるって事も日本にとっては問題なんですが。もっと問題なのは親日のイランと親日のサウジが戦うってことですね。これは日本にとって大きな打撃になります。

ということで、どういう状態になるかなっていうのが非常に問題だったんですが。もちろんあの多くのヒバリクラブの方々は今の解説は何言ってんのっていうことかもしれませんが。実は日本はですね、やはり中東とは非常に仲良くしておかなきゃいけないし。仲良くしとかなきゃいけないっていう次元を超えてね、やっぱりトルコイランサウジとエジプトですね、この大国がいずれも親日であるということをですねようく理解してですね。

まあ小池都知事なんかもね、カイロ大学出たんだったらね、やっぱりエジプトと日本との関係にね貢献しちゃられないんですけど、何もやりませんよ。つまんないことばっかりやってて、自分の支持団体に太陽光発電の関係者からお金が入ったら、それで政治を切るようなそういう人ですからね。

まあ全部が今ねほとんどね、日本の中の政治家で本当に日本のことを大切だと思ってる政治家っているんですかねというぐらいです。まあ1、2私は頭に浮かびますけどね。1、2に浮かぶ程度になっちゃってるんですよ。

でまあだから、もちろんアラブに関係のある議員さんていっぱいいるんですからね。そういう議員さんが積極的に日本と中東の間を親密に保つと。これは損得でやっちゃいけないですね。石油を産出するから中東と仲良くするっていうそういう考えではなくて、もともと世界は親日の国と日本が親密にしてもらえなければですね、日本の存在価値がなくなりますからね。

アメリカも中国もあまり親日とは言えませんから。アメリカは親日ではないですよ。どちらかといったら反日ですね、分類すれば。ロシアはどちらかといったら親日ですね。だからあの、テレビ新聞が作り出した誤った情報で皆さん考えておられるので、親日反日の比較もね、あまりこううまく分類ができないと思いますが。

まずは親日の国と親しくして、日本の立場を上げとかなきゃいけないですよね。やっぱり外交とは力ですから。だから、このイランとサウジの国交回復はですね、非常に驚くべきことなんですね。完全な敵対関係でしたから。

今イエメンというところですね、これはアラビア半島の南の端の国ですけども。このイエメンで内乱が起こっておりますが、この内乱はサウジ側の軍隊とイラン寄りの軍隊の戦いですから、どちらかというと現在のイエメン紛争っていうのは、イランとサウジアラビアの代理戦争という意味を持っております。

これはね、イランとサウジが国交回復したからつって、イエメンの中の人たちの憎しみとかありますからね。すぐには回復しませんが、いずれにしても早期にこれも解決するでしょう。そうするとアラブはイスラエル問題だけになって、イスラエルが今ね、ヨルダンとかそこら辺を攻撃してるんでね。パレスチナについてもそうなので。

この問題ちょっとイスラエルがどうなるかわかりませんし。イスラエルはどちらかというと反日ですからね。本当はこれ違うんですよ。日本はですね、戦争中にシベリアまで追われてね。満州の国境に来た多くのイスラエル人を助けてますね。ユダヤ人を助けております。

常に日本はユダヤ人に対しては、もう苦境の時に助けておりますから。それをテコにイスラエル親日にしなきゃいけないんですよ。外交力が全くありませんからね。もう今の外務大臣なんて、もう何のためにいるのかよく分かりませんね。

そういうことで、今これが、これがだけど、イランとサウジの一つ重要なこと言うの忘れました。イランとサウジの国交回復を仲介したのは中国なんですよ。これがものすごく大きな問題なんですね。で、この中国が仲立ちをしてイランとサウジの国交を回復したということが日本に大きな影響があるんですね。

本来は、イランとサウジの仲介は日本がすべきでした。全くその力がありません。現在は外務大臣も外務省も政治家も全くその力がありませんが、本来はそうするべきであった。子供のためにはどうしてもそうするべきであった、ということをまず第1回目は指摘しまして、崩壊する日本をいかにして救うか。今日は基礎知識編ですから、これから少し進めていきたいと思います。

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