武田邦彦 ヒバリクラブ 文字起こし

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楽しい人生の作り方(1)「メディアの脅しに乗らない」 令和5年4月14日_文字起こし

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ヒバリクラブご覧の皆様こんにちは。武田邦彦です。

ええ、このヒバリクラブはですね、なんでヒバリクラブとついてるかっていうと、ヒバリはねいつ鷹に襲われるかわからない。いつ自分が病気になるかわからない。わからないのに、ヒバリはピューとほとんど垂直に空に上がって、ピーチクパーチク、チャチャチャチャチャチャって歌って、ピューと下がってくるんですね。

ヒバリを見ますと、自分の人生もあれだったらいいなと。それは考えることはいっぱいある。悲観的になろうと思ったらいくらでもできる。しかし、そうじゃない。いつ鷹が襲ってくるか、いつ自分が病気になるか、いつ台風が来るか、そんなことは知らなくていい。毎日楽しく大空で泣いてればいい。これが、やっぱり私は理想的な生き方かなと思うんですよね。

私が色紙に書く、「昨日は晴れ、今日も朝」もそうですが、昨日は土砂降りでも、晴れと思えばもう過去のことだからいいや。今日は夕方どうなるかなんてあんまり心配せずに、朝起きた時にああ今日も朝元気で起きたなと思っただけでいいっていうことですね。これがまあ僕の言うヒバリなんですけどね。

今日はそういうことで気分も新たに、楽しい人生の作り方これをですね、やってみようかなと思いまして。まず第一に、メディアの脅しに乗らない。つまりですね、人生が楽しくなるためには、不安とかですね、そういうものがあってはいけないんですよね。不安が本当に不安として心配しなきゃなんない不安であれば、それは考えなきゃいけないですよ。

だけど、不安が一番いけないのは、作られた不安ですね。作られた不安をまず除けるわけですよ。自分の人生から、他人が無意味に不安を作ったやつね。そんなやつないだろうっていうけど、今はね、メディアがもう山ほど脅しをやりますからね。

メディアの人にとっちゃいいことなんですよ。メディアの人は視聴率が高いとか、それから、新聞の部数が売れるとかね、週刊誌が売れるとか、そういうのがいいから、メディアの人が楽しくなるためには、日本人を脅せばいいんですから簡単ですよね。それ簡単。

だけど、脅される方から言えばね。あなたの人生が明るくなるからって、私を脅さないでよって本当は言いたいですね。これを順番通りやっていきますので、項目ごとに納得した方はね、自分の頭からそれを取り去ってもらって。そうすると、その分だけ自分が幸福に人生を送ることができるようになります。ぜひ、ヒバリクラブを見た人は、みんな幸福だという風になってほしいなというふうに思いますが。

今日は真面目な科学の話ですね。人生を暗くするための報道があります。それが1972年に大々的に日本で行われた、石油がなくなるよってやつですね。今でもそう思ってる人実はいるんですね。

それから、1988年にこれも世界的に言われた温暖化してもう地球に住めなくなる。温暖化怖い。温暖化しているっていうじゃないんです。これ間違えないでくださいね。温暖化しているじゃなくて、温暖化して地球に住めなくなるほどひどいことになる。そのこと2つですね。これが1972年と1988年に、まあ急に言われました。

今日本ではまだ2つ言ってますね。しかし、世界にはヨーロッパとかアメリカでは、もう1972年に言った石油がなくなるのは言ってません。ていうのは、もうはっきり石油が見つかってることと、あとはこの温暖化して住めなくなるってのと石油がなくなるっていうのが相反してますんでね。論理的に。

まあ、日本人はちょっと論理的でないし。メディアが態度を変えないんでね。僕はやっぱり責任上ね、メディアの責任ってやっぱり間違った報道は直さなきゃいけないですよ。だからまあ今ね、温暖化してる温暖化してるって、してるのはしてるんですけど。住めなくなる住めなくなる、ひどいことになるって言ってる方はメディアもまだ訂正報道しにくいでしょうけど。

石油がなくなる方はね、もう間違ってることが分かってるわけですから、テレビ新聞もね、あんまりあくどい嘘をつき続けるのは僕は感心できないと思いますよ。だって石油がなくなれば、石油がなくなるってことは石油、石炭、天然ガス、そういう化石燃料ってやつなんですけど、化石燃料は炭素なんです。Cなんですね。Cだからカーボンを燃やせばCO2になり。で、温暖化する。もう非常に単純な理屈なんですね。

CO2は温暖化ガスですからね。どのくらい効果があるかとか、そういう議論は別にして、CO2よりは水の方が温暖化が強いんじゃないかとかね。それから、メタンガスの方が酷いんじゃないかって、そんなんあるんですが。まあとにかく、CO2自身は温暖化はするんですね。ですから、石油がなくなってしまえば、CO2人間は出せません。出せませんから、温暖化しません。

ですから、この2つはもともと相反しますから、少なくともこのヒバリクラブのこの楽しい人生の作り方ではですね、どうしても2つのうち1つは、私は信じて暗い気持ちになりたいと言ったらですね、石油がなくなるか、温暖化するか、どっちかを信じてください。そしてないとですね、両方を信じるとアホかと言われる可能性があります。というのは石油がなくなったら、温暖化しないし。石油が無限にあれば、温暖化します。どっちか一つしかダメです。

それで、ここにあの1972年と1988年って2つ書いたのはちょっと意味がありましてね。実は石油がなくなるっていうのは、石油資本っていいますかね、その頃7シスターズつったんですが、世界の石油を売ってる会社がですね、石油の値段を10倍に上げようと思ってやったトリックであったことは、もう今でははっきりわかっております。

日本で石油がなくなるなくなるって、毎日のように放送したテレビ局も知っております。ただ、テレビ局は目的が違いますからね。国民に正しいことを伝えるのが目的じゃなくて、国民を脅して自分の給料が上がることが目的ですから。その目的に沿って言えばですね、まあ正しいっていうか、嘘を言って儲けてる人は嘘が正しいわけですから、そういうこと言えるんですが。あの石油がなくなるって本当はもう全然、議論の余地はないんですよ。

今でもそう言ってもね、なかなかしぶとい人がいましてね。武田先生、そんなこと言ったって地球の中にあるものが掘っていったらなくなるだろうと言いますけどね。一応計算をしますとね。資源学上の計算できるんですよ。

まあ地球ができた時にはCO2が95%大気中にあったとかね。それからそのCO2がカルシウムと結合して何になったとか、水に溶けてどうだとか、生物が吸収してそれがどうだとかいうことを、個別に一つ一つ計算していくとですね。地球の中にある石油のようなものはですね、どのくらいあるかとはだいたい計算できましてね。

だいたいもう非常に大雑把に言うと1000万年分ぐらいあるんですね。今の人類が使うペースで。だからもう全然無限と言えます。だから地球の中にあるから有限だなんていう雑な考えではですね、資源学みたいのができません。一つ一つですね、人間の大きさとか、人間の消費するエネルギーの量だとか、そういうのによって変わりますからね。

今まあ非常に大雑把に言いますとね、石油があとだいたい4000年ぐらい。それから石炭がだいたいあと4万年ぐらいありますね。でも、エネルギーがずっとそれしかないということはないと思いますね。

ていうのは、あの石炭を使い始めたのが200年前ですよ。だいたいですね。トレビシックが高圧蒸気機関、石炭で動かしたのが1804年ですからね。だいたいですね。ですからそれからまあ220年ぐらいということですね。

それから、石油掘り出したのがだいたい今から100年前ですね。自動車が石油で走り出しましたが、もっとも、石油がある程度ですね、エネルギーの主力になったのは第二次世界大戦後ですから。1950年ぐらいと言えないこともない。そしたら70年ですね。

ええ、人類が石炭を使い始めたのがだいたい200年。それから石油を使い始めたのがだいたい100年ですから。今の時点であと4000年とか4万年とかいう資源はですね、心配するっていうのはちょっと極端なんですよ。これは環境を煽る人っていうことになりますからね。環境を煽って儲けようという人はもうね、僕ね、自分の幸福に関係ないからやめたほうがいいと思うんですよ。考えるのやめたほうがいいですね。

温暖化の方は今議論してますから、こっちをまあ石油がなくなるはないので、これはこれでいいとして。石油がなくなるから原子力発電やらなきゃいけないとかね。太陽光発電やらなきゃならない。こういう話ではないですね。

その代わりに石油をたくと温暖化するからって変な話が出てきて。それで太陽光発電。これがね1988年っていうのは意味があるんです。この1972年に石油がなくなるって言ってね、この嘘がばれたのがだいたい1980年なんですよ。1980年まで8年あるでしょ、1972年から。その間にいろいろ研究が行われて、どうもこれおかしいじゃないかと。話がおかしいなってことになったのがだいたい1980年の前半なんですよ。

そうするとね、石油や石炭もいつまでもあるってことになった。そうすると、えって言って、危機を煽る人がね、じゃあ石油がいくらでもあるなら、石油を焚いてCO2が出るじゃないか、そしたら温暖化するじゃないかって言い始めたのが1988年で。

これは科学的に出てきたかって怪しいのはですね。1988年の6月たしか24日だと思うんですが、アメリカの上院の公聴会議でですね、公聴会でハンセンという人がですね、このもう過ぎ去った前ですけど、20世紀が終わる頃にはこのまま行くと地球の温度はどんどん上がって住めなくなるぐらいになる、だから至急、地球地球温暖化を対策をやらんといかんつったのが88年なんですね。

あと12年しか余裕がないつって言ったんですね。それからもう30年も経ってますが、別に何も起こっておりません。まあ、なんか温暖化するとプロ野球のホームラン数が増えるとか、そういうことあってもですね、あとはみんな嘘でしたね。

ということで、思い切って考え方を変えられる人は、石油もなくならない。温暖化も大したことないと思ってください。悲観論の人でも、何でも悲観的に考えるとかね、日本のテレビ新聞で1回行ったことが頭について離れないという人は、まあ、石油がなくなるっていうのは冗談みたいな話ですから、これやめて。それは心配から除いてですね。温暖化は多少心配だなぐらい思っとってもいいかもしれません。私は両方とも全然気にしておりません。

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