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統一地方選(1)「投票率、回復せず」 令和5年4月28日_文字起こし

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ヒバリクラブご覧の皆様こんにちは。武田邦彦です。

ええとですね、選挙が終わりまして、まだ前のシリーズです。途中なんですけどね。選挙が終わりまして、私も声がこんな風になってるんですけど、ええとまあ、いろいろ感じることありましたね。

これ選挙っていうのはこれ皆さんも絶対他人事じゃないんですが、私ちょっと他人事だったんですよ。実はね、一昨年それを非常に反省して。やっぱりこんな日本になっちゃって、子供達に悪いことしたなあと。

私自身は、自分の親父、おふくろね、おじいさん、おばあさんが頑張ってくれて、私の人生を作ってくれたんですけど。私の方はサボりましてね、特に政治的に。まあ技術は一所懸命やりましたけどね。学問とか。それで、本当に日本がひどいことになりつつあるんですよね。

ですから、これじゃあやっぱり、自分の人生としてのまずいと思って、それでまあ、一昨年、政治活動しようと。まあ、従来私は政治活動したらね、学問的な公平さとか公平さがなくなるから、嫌だとこういってたんですけども。

ここに至ってはですね、もうそれも言ってられないと。いくらなんでも子供をかわいそうだ、孫をかわいそうだと思いましてね。そして、政治活動をいろいろやるようになりまして、選挙2回目なんですよ。

今まで選挙なんか全然関係ないですからね。それで統一地方選の私の感想をですね、少し述べたいし。これはまあ選挙のことだから自分に興味ないと思われるヒバリクラブの人も、ぜひ聞いてほしいのはですね、それで、私失敗しましたもんですから、よろしくお願いしたいと思いますが。

まず私はですね、あのまあ参政党の標語の中にもあるんですが、どこにも投票したい党がないから参政党を作ったってのがあるんですけども。やはり、投票率の低さですね。これが非常に不思議ですし、面白いし、面白いなんていったら不見識なんですけどね。

日本の政治が割り合良くて、良いっていうのはどういう状態言ってるかって言ったら、結果的に世の中が発展してというのもありますしね。それからもう一つは、個別の政治家もですね、本当にあの1960年から1990年までの日本が繁栄した30年間は、政治家は本当にね、熱弁をふるってましたよ。

もうね、普通の議員さんでも、政策を言ってました。こうするああするつってですね。あれはいけないとかね。今みたいに、なんか人と人との何かいざこざばっかやってるでしょ。もちろんマスコミの伝え方もあるんですけどね。ただ、政策がないことも確かなんですよ。

しかし、その政策があって、みんながワンワンやってて、日本の政治も良くて、日本も発展してる時に投票率が85%ぐらいだったわけですね。まあ選挙で少し違いますけど、だいたい85%。80から85つったほうが正確かもしれませんね。

ところが、1990年バブルが崩壊して。まあ、みんなもがっくりきたわけですね。しかし、それこそ政治がしっかりしなきゃならない時期ですね。まあ、1990年はさきがけとか日本新党とかいっぱいできましてね。それで、バブルが崩壊したこともあり、新しい時代になるから新しい政党だっつってですね、やりました。ほとんど全部失敗ですね。こうなんか、離合参集ばっかやっててですね、それダメでした。

それから、それじゃあ、新しい政治っていうんで、まあ小泉さんの政治も今から見るとね、人気がありましたけど、ものすごく大きな損失を日本に与えましたね。あの5年間ぐらい。

それから、民主党の悪夢の3年間と続きましてね。本当にひどい目になりました。

それでその結果ですね、日本の政治がもうガタガタになりましてね。

せっかく安倍さんとう首相になったのに、森加計問題とか桜のスキャンダルだけでですね。ほとんど安倍さんの時期を過ごしてしまう。その後はもう全然ダメ。

それなのに、それでこそ国民は選挙という強力なる民主主義の武器でですね、政府を転覆するべきだった。だって、日本がどんどんどんどん悪くなっていくわけですからですから、当然、政治変えなきゃいけないです。

まあ、民主党ショックっていうのもあったでしょうね。日本の政治を変えなきゃいけないと思って民主党に投票したら、あんなひどいことになるとは夢にも思ってなかったということですね。

それでまあ、ガクッときたっていう衝撃もあって、基本的には1990年からのこの30年間は、一方方向に投票率が下がったんですね。

85%あった投票率が今50%切る。ほとんど国政選挙であれ、今度の統一選挙もそうですけどね。いやあの国政選挙、例えば衆議院議員とか参議院議員投票率高いけど、地方議員は投票率低いっていうのは、本当は逆なんですよ。

ていうのは、民主主義っていうのは地域からしか出てきませんからね。だから本当に大切なのは地域の市議会議員とか、県議会議員、それから区議会議員とかね。そういうこの、草の根から行かなきゃいけないわけですよ。

それで、衆議院議員。だから本当は逆がいいんですよね。市議会議員みたいなものが一番投票率が高くて、自分に直接関係しますから。それからまあ、遠い国政選挙ではあまり興味がわかないというのが本当なんですが。

これはまあマスコミの影響もありますね。国政選挙だと、どんどんどんどんテレビでやりますからいいんですけど、地方選挙となりますと、あまりやりませんのでね。どっかで地方選挙やってんのっていう感じにもなるということもあります。

まあだけど、それからもう一つは東京なんか見てますとね、情報過多でかえって投票意欲が失われてますね。情報をもらっただけで安心してですね、投票行かなくていいやって。情報と投票とは全く関係ないですけどね。

もう一つ大きなことは、暗いニュースが続きますでしょ。温暖化がする、台風は来る、ね、なんか線状降水体がどうとか、地震が来るとか、まあそういうやつがある。中国が攻めてくるね、ウクライナ戦争がある。もう明るい話題ってほとんどないじゃないですか。

昔はまだ技術でね、良かったけども。三菱のジェット旅客機は失敗して、撤退して1兆円の赤字になる。H3ロケットJAXAが打ち上げて失敗する。もう一体どうなったのっていうね。

それで、今度は疫病が流行る。疫病が流行ると今度は、それに対して自由闊達なね、活発な議論が行われるかというと、あれ大変な問題ですからね、だけどそれはダメだと。報道統制だつってね、何でも強制的にやるって事になりましてね。

ますます、もうそんなに強制的にやられるなら、政治に参加してもしょうがないじゃないかと。政治家も何にも言わないということで、結局少しずつ少しずつ我々の自由な心が剥がされていったんでしょうね。

でまあ、テレビはテレビで、チャンネルは恐怖で合わされるんだと。恐怖を煽ればチャンネル見てくれる。いいこと言ってりゃチャンネル見てくれないって言うんで、視聴率競争もあってですね、テレビは暗いことばっかり言うと。

暗いことばっかり言うんで、逆に今度はテレビにあんまりみんなが見なくなるっていう逆効果が今現れてますけどね。やっぱり事実をそのまま言って、いいことも悪いことも事実をそのまま言って。それで、まあ明るい番組ですね、かつてのフジテレビがね、バラエティの王国だったんですが、まあとにかく見たら楽しいわというようなね。

しかし、そのうちいろんなことが起こりましたよ。バラエティ番組があんまり盛んになっちゃったんで、芸人が出てきましてね、それで時事解説をするとかね、科学の解説するとかね。私なんかは1回話し合わんじゃったことあるんですけども、ある芸人まず僕に対してね、武田先生の地球温暖化論は聞く気がしないと、違うと思うっていうんで。

違うと思うのにもう間違いないですよ。だって、テレビが温暖化する温暖化するつってんだから、私は学問的に温暖化するかもしれないけど、それは大した被害ではないと。被害が出ないって言ってる。温暖化は被害が出ないって言ってるわけですけど、それも区別ができないですね。

温暖化が怖いっていう意識があって、私が温暖化しますよって言うと、何先生、温暖化するって違うこと言ってんじゃないですかってなってね。それで話にならないんですね。そういうことでまあね、色んなことが起こりました。

それで、結局は投票率が上がらなかった。今度の選挙でも50%切りました。いやね、参政党100人も通ったんですよね。全国で立候補者で100人も通りましてね、こんな事って起こりえませんよ。だって、選挙、去年の参議院議員選挙が、あれがまあ7月でしょ。8、9、10、11、12、1、2、3、4と9ヶ月。たった9ヶ月、2回目の選挙でですね、100人の当選者出したわけですから、ある意味じゃ飛躍的ですよね。

まあ、もちろんマスコミはあまり報道しませんが。これはまあ、戦後史で初めてかもしれません。よく調べてみないとわかりませんけどね。本当のその新しい政党ですよ。もちろん自民党が分裂したとかね、そういう時はいくらでも新党でもできますけどね。

だけどね、本当の新しい政党っていうのは初めてですが。しかし、投票率はやはり50%を切りましたね。まあ、長期低落傾向を参政党の出現で少し抑えたとは言えますね。投票率の低下を抑えたってことは言えますが、なんつったって、投票が50%じゃ、やっぱり政治は良くなりませんね。

ていうのはあの、50%投票する人の半分ぐらいはですね、後に述べますが、投票に行く義務がある、義務があると嘘を教えられた人たちが、投票に行くのは国民の義務だと思って行く人が半分ぐらいいるんですよ。

残りの半分はね、組織票とか、利権票ってやつでね。自分が得するから行くってやつなんですよ。これも、やっぱり選挙と言えるかどうかね。だから、国の将来を決める選挙とか、地域の繁栄を目指す選挙っていうのは、実際上は投票率50%では行われないんですね。まあ、そこのところは非常に残念でした。まずそれが私の一番の大きな感想ですね。

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崩壊する日本(8)「無所属ばかりの候補者」 令和5年4月27日_文字起こし

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ヒバリクラブご覧の皆様こんにちは。武田邦彦です。

ええとまあ、このところ地方選挙、参議院議員補欠選挙などですね。この4月は結構選挙が続きましたが、私選挙の活動もやってきましたけどね。投票にも行きますとね、最近あの例えば市議会議員選挙とか、県議会議員選挙が多かったもんですから、無所属っていうのが多いんですよね。

無所属ばかりの候補者で、例えばそれがあの議員さんだったらまだいいかなと思うんですけどね。市長さんとかですね、それから区長さんとかそういったあの区議長さんですね、が無所属っていうのが多いんですよ。

私ね、あの無所属の人には原則として投票しないんですよね。なんでかって言いますとね、やっぱり政治っていうのは、僕は思想だと思うんですよ。つまり、人生っていうのが思想ですからね。人生とはどうあるべきか、これがやっぱり基礎にあって。そのためにどういう政治をするか。

例えば僕なんかですと、人生は人によって様々であって、人生がこうあるべきだという考えはないという思想なんですよ、僕はですね。人それぞれに、自分の魂というのがある。人間が発達するってことは、進歩するってことは、それぞれの人がそれぞれの魂を持っているということが、私は人間の進歩だと思うんですね。まあ、自由と言ってもいいんですけどね。

この前私、街頭演説をあるときしておりましたら、前の方で私に好意的な人だったと思うんですけどね、三脚にですねカメラを乗せて動画を撮っておられました。ということは、比較的私の演説の記録を残そうという人ですから、ある意味では親派だと思うんですね。そしたら途中で、私がいろいろ話しておりましたら、それはユダヤだこういうふうに言われたんですね。

それでまあその声も大きかったし、真剣にお話をしたんで、私は街頭演説でも私らが一方的に演説するよりか、むしろ対話型でお話をした方がいいっていう考えなもんですから、ちょっと演説を辞めて、ユダヤですか、だけど私はそうは考えてないんですって言って、話を続けたら、その人が三脚を片付けだしましてね、ものすごい怒った顔に変わって、なんだそれはって言い出したんですね。

それで、これすごく面白い現象でですね。実は選挙の街頭演説ですから。なぜ街頭演説やるかって言ったら、人によって考えが違うからなんですよね。正しいってことが決まってて、それを決める選挙ってことはないわけですね。

まああの、自民党の好きな人もいれば、共産党の好きな人もいると。独裁がいいという人もいれば、そうじゃないという人もいると。それが、国民一人一人が考えが違うので、それを投票によってある比率で決めようってことですね。

例えば、投票が総取りであって、何パーセント以上になったところが全議席を取るなんていうんじゃないんですよね。議席に応じて議員を配分し、その議員が国会とか、地方議会で議論するわけですから。それはやっぱり、その党を作る限りは思想があるわけですよね。

私の基本的な思想は、私がどういう思想であるというよりか前に、まず第一に、世の中は一人一人の人が一人一人の人生、社会、政治というものについてのお考えがあって。その考えは必ずしも人によっては違うと。だから、それはある程度配分で行こうじゃないかと。統一することは難しい。難しいというかやらない方がいいっていうことですね。

ですから、私がやや共産党に辛いのは、共産党というのは日本だけが違うと言ってますけども、どこの共産党も一つの考えをとにかく全国民にやるという考えなんですね。

それはあの、政策の中心がそれであってもいいですよ。例えば、自由民主党が政治を取ればね、まあ今の自由民主党が本当に自由と民主主義なんかどうかわからないですけども、まあそういう風なのを中心としてやると。だけども、世の中には社会主義がいいという人もいるから、まあある程度は社会主義的な政策も中に入れてね。で、主体は自由民主党的にやる。

こういう方がですね、これがまあ進歩っていうもんじゃないかと思うんですね。ある考えの人に全部が揃えるということはいけないと思うんですね。

安倍さんの暗殺についても、私はね、安倍さんが優れてるかどうか、安倍さんの政治が良かったかどうかって問うちゃいけないと。それは人によっていろいろ違うんだと。安倍さんがどのくらい優秀だったかとかいうこともあまり問うちゃいけないと。

一番あの事件で私が問題にしてるのはですね、ある人が正しいということで、それで人を殺すというようなことはあってはね、我々の社会が崩れるという考え方ですね。つまり、安倍さんがいいかどうかによって、国葬であった方がいいかどうかって決めるって事が逆であって。

日本の首相っていうのは一応日本の民主主義の象徴的な人ですよね。天皇陛下はもう選挙に関係なく決まるので、これはこれでいいと、血筋で決めると。血筋で決める天皇陛下と、それから選挙で決める首相がいるわけですね。

選挙で決める首相っていうのを、ある一人の人、つまりその安倍さんを殺した人の思想が正しいとして、それ以外はダメだっていうのがあの人を殺すってやつですからね。ですから、僕はもう民主主義という意味で、安倍さんの業績を議論しちゃいけないっていうのが僕の考えでした。

あの時に、党からはすぐ僕に連絡がありましてね。他の党、この党では半日間選挙活動を自粛するとかいう話があるけども、どうでしょうかって言うから。いやそれは絶対ダメですと。我々が今選挙をやってるって時は、民主主義に対して確信がなければいけません。民主主義が個人の意見が正しいとしてやってしまったらダメです。言って翌日は朝から活動をしました。

これについて票を大分損をしたという考えがあるんですが。私は日本人とは民主主義が嫌なんですかね。民主主義が嫌だったら民主主義やめて独裁とかね、自分の考えが正しいっていう制度を目指した方がいいと思うんですね。

これはね、色んな民主主義の政党の中でもあるんですよ。頑固な親父なんかがいてですね、自分の言うことは正しいんだと言ってるので。私が人間が言ってることが正しいってことありませんよ。自分がどういう考えであるというのは言ってもいいよ。

それでまた、それがですね無所属みたいな無制限じゃやっぱりダメなんで。自分は社会主義的なのがいい、もしくは、国民に気に入らないのがいたら殺してもいいという共産主義がいいとかね。それが大切で、それ嘘ついちゃいけないですね。

共産主義では、ソビエトロシアの時にスターリンが2400万人のロシア人を殺した。これはかなり研究が進んで数が確定してますね。中国の方は確定しておりませんが、毛沢東が殺した中国人は6000万人と言われております。カンボジアポルポト政権、これ共産党ですが、だいたい国民の約半分を殺したと言われております。これもちゃんと研究をしてですね。政治体制に対する事実の認識をはっきりしなきゃいけないと思います。

人間の頭っていうのは非常に不完全ですからね。これはあの区議会議員であるとか、市議会議員であるとか、だから国政と関係ないってことありません。もともと、我々の人生をどうするのか、我々の社会をどうするのかっていうのが基礎にあって。

それに基づいて政党があり、市議会議員でも、県議会議員でも、国政の議員でもですね、同じく一つの思想をはっきりして、その思想に基づいてやるって言うんじゃないと、是々非々でお金をただ配るだけの議員じゃダメなんですよ。

やっぱり、例えば市議会議員でもね、名古屋市はこういう思想で行くと。この思想がはっきりしてて、そして、それに基づいて個別のものを議論し。それでもちろん、その思想に反対の人の意見も入れて、比率を考えてやるというのが正しいわけで。

一つ一つのことを、あそこの信号を作るとか作らないとかっていう問題じゃないわけですね。名古屋市をどういうふうな市にするかということが中心になっちゃいけませんので。

やはり、社会は思想が大切であり。政党も思想が大切であり。人生を幸福に生きるのも思想が大切なわけです。

従って選挙もですね、一番大切なのはそれぞれの候補者が自分の思想を述べて、思想が合致する人たちがそこに投票すると。それで投票した結果が、例えば過半数を6割のなんとか党がとって、3割は別の政党が取って、1割がまた次の政党が取れば、政治はまあ6対3対1ぐらいに分けて、そしていろいろ調整しながらやると。これがですね、やっぱり近代的な国家というものだと思いますね。

やっぱり、人間は誰でもが自分が幸福になればいいと思ってる人が多いんです。僕なんかちょっと最近もうそうじゃないんですけどね。ないんですけれども。だけど、まぁ自分とか自分の家族の幸福を願うのが当然です。それは一色にしてしまったらダメですからね。しかし思想は大切ですね。

まあ道路一つ作るにしても、商業施設一つ作るにしてもですね、その根本がどこにあるか。どういう思想でいくのか。それによってまちづくりも変わってきます。無所属でまちづくりは僕はできないと思いますね。

無所属じゃなくて、自分の思想はこうである。まあ、どうしても無所属の人っていうのは思想が自民党の思想でも、公明党でも、立憲民主党でも、国民民主党でも、参政党でもどこにも入らないから、しょうがないから無所属っていうのはありえますが。

そうではなくて、その所属を書くと票が減っちゃうからとか、そういうケチくさいことで政治をやってもらっては困る。という風に、実は2回の選挙とか、補欠選挙を経てですね、ちょっと私が感じたところであります。

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崩壊する日本(7)「利子ゼロ、外資導入」 令和5年4月26日_文字起こし

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ヒバリクラブご覧の皆様こんにちは。武田邦彦です。

ええと、この崩壊する日本ですね9番。これは我々今の大人がですね、絶対にこう注意しなきゃいけない。つまり、子供が大人を信用してますね。若い人も年配の人を信用してます。それに答える必要がありますね。ですから、自らが矛盾してることをしてたらいけないんですが。

実は今までの8番までは、まあいわば基礎編と言ったら変なんですが、まあこういう風なことが全然やってないと、例えば、イランとサウジアラビアの国交回復について、全く日本に対する重要性を大人が感じてないと。政治家も何も言わないし、メディアも何も言わないと。

こういうものがですね、ある矛盾を呼ぶんだと。どういう矛盾を読んでるかっていうことをまあ整理編でですね、ちょっと整理していこうと思うんですね。

まずあの最初にですね、銀行の利子がゼロなのに、外資を導入していると。こういう変なことが起こってるわけですね。で、誰でもわかる利子ゼロと書いたんですが、銀行の預金したらほとんど利子ゼロですよ。

まあ、0って言うとまたね、揚げ足取ってくる人がいるんで困っちゃうんですけど。0.01とか0.001とか0に近いですよね。100万円預けて1年で利子が100円ですからね。これもう0と言っていいですよね。

利子ゼロってことはどういうことかっていうと、日本にお金が余ってる。だいたいざっと言って、2000兆円ぐらい余っている感じですかね。余ってるお金ってのは、なかなか言うのが難しいんですけども、もちろん銀行預金もありますしね。年金の積立金みたいのがありますし、いろいろありますね。そういったものがどのくらい、まあすぐ使えるよっていう金がどのくらいあるかつったら、まあ2000兆円ぐらいかなっていう感じですよね。

これは正確には経済の方が計算して、いつも常時分かるように、現在の全然使い道のない金がどのくらいあるかっていうのをね、表示してもらうと非常に都合いいんですけどね。まあ、卒論の研究なんかには役立つと思います。

ええ、それにもかかわらず、外国資本を一生懸命導入してるんです。一生懸命。何で一生懸命やってるかっていうのは、もちろん政治家の懐に入るからですが、一生懸命導入してるんですね。

あの外国資本、つまり外資を導入するっていうことは、どういうタイミングかというと、その国に技術もある、人々も働きたい、発展もしたい、しかし、お金だけがないと。じゃあ、お金を外国から入れて、それを資金として発展させましょうと。

発展させる時はね、外国資本を入れますから、資本を入れた人にほとんど返さんといかんけど、それはしょうがないと。10年ぐらい一生懸命そうやって我慢するかと。そして10年経って、日本の中に技術もできて、企業もできて、そして日本独自で発展できるとなったら、外国資本にお引き取り願うと。これが外資の導入ですね。

なぜかって言いますと、外国から資本を入れるって事は外国の人がお金を出すということですよ、日本に。で、外国の人がお金を出すのはですね、日本を発展させるためじゃないんですよ。日本人ですら、日本に損害を与えようという政治家が多いわけですからね。だから外国人で日本を発展させようなんて奇特な人はいないんですよ。

だから、日本にお金を出すってことはお金がもらえたいわけです。だから、日本人はですね、若干でも企業に投資すればですね、その企業が日本を発展させてくれるだろうと。そしたら自分もとか、自分の子供も裕福になるからいいだろうって気持ちがありますからね。それほど配当、配当ってうるさく言わないんですが、外国人は配当、配当ってうるさく言いますね。

これは我々が働いたお金の何分の1かが、まあ今も2分の1とも言われてるんですけど。それが外国に行くということも意味してますし、もっと大きな影響はですね、外国から融資する金はですね、口も伴ってるんですよ。

お金だけくればいいんですけど、口を伴ってますからね。いや、そんな儲からないことやめてくれとかこう言うんですよ。外国にとっては日本が発展するかしないかじゃなくて、当面の金の回収をしたいわけですから。

だから、日本に金を出せばね、日本の将来に関係があるかどうか別にして、例えば一番ひどいのは、税金がもらえるじゃないか、補助金もらえるじゃないか、補助金っていうのは日本人が出す税金ですからね。ですから、外国の一番悪どいというかね、まあ普通のお金を出す人はですね、まあとにかく、商売以外にも補助金もらってくれと、こういう風になるわけですね。

そうすると、日本にとって重要な工業だとか、産業が潰れていくんですよ。今まさにそうなってるんですね。当たり前ですよ。だから、日本にお金があるのに、外資を導入するっていうのが、まあこれが崩壊する日本の一つなんですね。

それから、外国企業も問題ですね。もちろん土地を買うとかね、それから大阪の上海電力みたいに全国に太陽光発電を敷いてですね、日本の太陽の光と土地を占有して、そして中国で作った太陽光パネルを設置して、それで電気を起こして、kwあたり30円で起こして。で、日本の電気はだいたい10円出てきますから、20円の差額は税金とそれから電力費の値上げで取ると。で、そのうちの1/100ぐらいをそういうことを進めてくれた政治家に賄賂で渡すと。そういうね仕組みが、これ外国企業ですよ。

日本なんか別に外国企業入れる必要ないんですよね。全然ないんです。そういうふうになってますね。簡単に言えば、今まで説明したみたいに、外国は日本の発展には尽くさないんです。

だけども、熊本の半導体工場しかり。熊本の半導体機工場はもっと問題がありますね。半導体産業っていうのは非常に水を大量に使って、有害元素を洗うんですよ。その有害元素を洗った水はですね、この日本人が処理しなきゃいかないですよ。そういうくだらないことになるですね。

北海道ももう赤い大地なんて言われてますけど。中国人がどんどんどんどん買ってるということですね。名古屋の河村市長がかつてね、名古屋に中国領事館ができる時に、彼が市長で言ったんですよ。名古屋城ってのは金の鯱がありますからね。金の鯱の見えるところに中国人に土地は買わせない。これが政治家っていうもんですよね。

それで、物価は毎年2%上がるのが適切であると、ずっと言って政治をやってきてますね。実際上は物価2%上がらなかったんですが、物価が2%上がる政治をするならですよ、利子ゼロの政治ではいけないんですよ。

つまり、物価が2%上昇して利子が0ってことはどういうことかっていうと、日本国民の保有している貯金が年間2%ずつ減るって事ですからね。政治が元々、日本人が貧乏になるような政治を元々心がけるというのがおかしいわけですよ。我々が税金で政治家を雇ってるのなんでかといったら、我々の生活が良くするために政治をやって、政治家が得するために政治家に投票してるわけじゃないですからね。

まあ、そこが大きく問題なんですね。なぜですか。いや、こんなこと僕は答えなきゃいけないですかね。決まってるじゃないですか。日本に金があるのにも関わらず、外国の金を入れる。日本に企業があるにも関わらず、外国の企業を導入する。日本の土地は少なくて人口密度が高いのに、土地を明け渡す。

これ一体何のため、日本のためになります?なりませんよね。絶対なりません。絶対にならないことをここ30年続けたので、日本人の賃金は世界最低になっちゃったってことです。

いや、日本人の給料がね、世界、伸び率ですよ、伸び率、この30年間ですね、日本人の4人家族が460万のままになって、消費税10%増えましたから、税金だけが伸びて、可処分所得って言うんですけども、国民が使うお金は90%、つまり10%減ったわけですよ。

消費税をゼロにしろなんてはね、こんなのは細かいことで。人気取りの政党はやってますけどね、私なんかやりたくないですよ。やっぱり問題なのは、500万ぐらい外国に取られてるわけですから、そっちの方を問題にしないとね。ちっちゃい方を問題にして、目くらましにして国民を騙すのは政治じゃありませんよ。そういう政治家はやめてもらった方がいいんですよね。

だから崩壊する日本、生理編、整理をしてみるとね。もう誰でもわかる、利子が0で、物価の上昇率2%が政策目標で、外資を入れて、外国企業を入れるって言うこの4つのことがね、相互に矛盾してるってことがすぐわかりますよね。

相互に矛盾していることをやるのは、実は政治家の懐にお金が入り、官僚が天下りできるという以外に、もう少し大掛かりなものもあるんですね。それは何かといったら、それが今まで基礎編でご説明してきた、まあ8番までの崩壊する日本っていうのは、ベースとなる概念がめちゃくちゃだってことですね。

まあ何回も言いますように、サウジアラビアとイランが国交を回復したということが、日本の政治でも問題にされず、メディアにも問題にされないと。そのこと自身が矛盾した政策に結びつくんですね。

ちょっと間が難しいんですけど、結局ですね、正しい知識なくして、合理的な生活というのはできないんですよ。やっぱり、合理的な生活するためにはですね、社会の情勢も知ってて、いろんな車とか、住宅とか、エネルギーとか、そういう状態の基礎的な知識もあって、そして、自分と自分の家族が幸福に過ごせるということになるわけで。基礎が間違ってたら、やっぱり直接的なことを間違うんですね。

直接的なことを間違う主な理由、直接的な理由はお金とか天下りなんですが、そういうことをもたらす原因は基礎編にあるんですね。そういうつながりですので、今日は整理編の第1回目をお話をいたしました。これはもう誰でもわかることですから。

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崩壊する日本(6)「まずはお母さんの地位」 令和5年4月25日_文字起こし

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ヒバリクラブご覧の皆様こんにちは。武田邦彦です。

ええと、今日はですね、崩壊する日本6番ですね。崩壊する日本っていうか、今日はちょっと前向きの話なんですが、お母さんですね。お母さんというものの地位が定まってないんですよ。本当は定まっていたんですね。

もう日本はあの戸籍がすごく古いんですけども、450年か500年ぐらいにはもう戸籍がありましてね。それで戸籍のある国っていうのは世界で7カ国。それも日本に関係してる国だけなんですね。

この戸籍っていうのはですね、兵隊をその徴収するためだっていう歴史学の先生をいますが、私はちょっと見解が違ってですね。日本が戸籍を作ったいろんな経緯を調べますとね。天照大神を神様のトップとしたと同じようにですね、家庭というものを非常に重要視したんですね。

家庭を重要視するってことは、個人がバラバラじゃなくて、男と女が結婚したらですね、そこで戸籍というものに書き込んでですね。それで夫婦が一体となり、子供ができたらその子供も一体となり、夫婦と子供で一体となってっていう概念があったと。

まあ、もちろん時代によって戸籍の形式っていうのはすごく違うもんですから、揚げ足を取ろうと思ったらいくらでもできるんですが、日本人の日本というものの精神の流れから言ったらそうだと思うんですね。

で、それがずっと引き継がれてきまして、もちろん時代とともにいろいろ解釈が違うんですが、まああの明治以来はですね、まあ家族の一つの決まりとして戸籍っていうのを作って、そこでお母さんが中心となってですね、それで夫は外に働きに出ます。

この立場はですね、もちろん派遣労働者、雇用主はお母さんなんですね。それはどうしてかといったら、証拠がちゃんとありますから。ええと、夫が外に出た働いたらですね、労働契約はその夫と夫の勤め先との間の労働契約なんですが、それを家に持って帰ったら封筒のまま奥さんに渡すということなんですね。

これはまあ契約の社会のヨーロッパとか中国と全然違うんですね。契約は大枠の戸籍があるだけなんです。夫婦と家族は一体で夫婦と子供は一体であるというね。そういう日本の考え方ですね。もちろん個人の尊厳よりか、家族の方が大切だったんですね。

この頃あのヨーロッパかぶれしてる人多いもんですから、何かというと個人の尊厳、個人の尊厳っていってますが、個人にはそんな尊厳ありません。僕に言わせればですね。もし尊厳があるとしたら、夫婦とか家族に尊厳がありますね。

簡単に言えば、家族に尊厳がある。個人の尊厳の上にあるのは、家族の尊厳であると。その家族の尊厳よりかちょっと下ぐらいにあるのが国家の尊厳である。個人の尊厳はそれがずっと下であるという風に、まあ日本文化は少なくともそうやってきましたし、それが日本人を幸福にして、日本国を強くしたわけですから、私は日本国の尊厳、家族の尊厳というのが一番大切だと思うんですね。

どうしてお母さんを大切にしたかっていう理由ですが、これはもうはっきりしてますね。この文章に書きましたけども、お母さんこそが命を創造する。命を生むお母さんなんですよ。

総理大臣でも命は生みません。お母さんが命を生んでくれなければ、我々には子供というのがいません。自分の子供じゃありませんよ。日本に子供というのがいまえせん。日本に子供がいなければ、日本は100年以内に消滅します。

それを救ってるのは、ただお母さんだけであります。お母さんは命をかけて妊娠して、子供を10月10日抱えて、そして危険を冒して産んでくれます。そのおかげで、この世には新しい命が誕生するわけですね。

それから、その命を育むのもお母さんであります。授乳期まではお母さんがおっぱいをあげます。最近の研究ですと、母乳を飲まない赤ちゃんが多く発達障害とか多動性になっておりまして、やはり、お母さんのおっぱいというのはいかに大切かわかりますね。

あの、霊長類なんかを見ますとね、人間とほとんど同じようなチンパンジーとかそういったものでもですね、妊娠期間とか離乳の時期っていうのは随分違うんですね。これはあのその種その種によってですね、その種の子供の体をちゃんと作るためには、いかに産むこと、おっぱいをあげること。

それからまあ最近の研究ではですね、育児っていうのはお母さんが3歳ぐらいまでやるのが一番いいと言われてますね。これはお母さんの地位がどうとか、そういう問題じゃありません。我々は生物であります。男は何で子供を産まないのなんてくだらない質問してもダメないように、やっぱりお母さんというのが非常に大切ですね。ですからまあお母さんほど偉い職業はないんですね。

したがって、天照大御神っていう女性を神様のトップにしたという日本の非常に鋭いですね、男女平等とかそういう愚劣な、もちろんもっと愚劣なのは男女共同参画なんつってですね、女と男が同じことをする方がいいなんて言って、実は子供を産むのは女だけと。子供おっぱいをやるのも女だけと、いうところに騙しが入っておりましてね。まんまと騙してる。

しかも、それが僕は気に入らないのは、女性の指導者が女性を苦境に入れてるという点が非常にあるんですね。女性の指導者の一番大切なことは、女性が命を生み、命を育むということが非常に大切だと。これこそがですね、まあもちろんいろんなところの事務職であっても、我々の大学で教える大学教授であっても、それよりはるかにお母さんの方が立派であるということは歴然としております。

したがって、お母さんはですね、労働を厭いませんね。子供を産んで育てるという危険も、労働も厭いません。お母さんは24時間365日労働であり。かつ、24時間365日サービス残業ですね。

夜中に子供が非常に具合悪くなって呻いてる。お母さんは、私は朝の7時からが勤務時間だからそこで寝てなさい、死んでも構いません。そんなことはしません。どんなに夜中でも、どんなに雪の降りすさぶ吹雪の日でも、お母さんは子供を助けるのに必死ですね。

じゃあなんで、役所の人の悪口言うんじゃないですよ。わかりやすいから言うんですけども、役所の事務は何で5時になったらピタッと終わるんでしょうか。役所の事務ばかりじゃないですよ、役所が管理しているいろんな施設なんかも5時になってピタッと閉めますね。そこでどんなに重要なことやってても、もう5時ですからと閉めますね。

これは職業によっていろいろ違うんですが、こう見ますとね、お母さんのように非常に重要な仕事は、時間がこうだからと言いません。しかし、やっともやらなくてもいいような仕事は、時間によってはっきり区切りますね。

つまり、その働いてる人が自分の仕事がどのくらい重要であるかってことを、どういうふうにわかってるかですね。周囲の人をそれによって行動します。だからお母さんが夜中に起きて、赤ちゃんの危機を救ってるのを見て、おかしいじゃないか、そんなの勤務時間外なんだから、置いておけばいいじゃないかっていう人はいません。

周りの人も、お母さんの仕事の重要性というのを分かってますし。そういう時はお母さんが中心になって、必死に子供を救うということはしなきゃいけないとも分かってます。しかし、私はですね、そのお母さんをちゃんとした地位につけないという、今の日本は本当にダメだと思います。

私は一度ですね、労働基準監督局にそれを聞いたことがあるんですね。あなた方はサービス残業とか、いろいろチェックしてご苦労されてるけども、お母さんについては全然何もほったらかしてるけど、どうしたんですかって言ったらね。

お母さんは労働契約をしてない。しかし、広く考えれば、労働基準監督局っていうのは、契約があるからとかないからとか、労働契約があるからないからじゃなくて。国民に適切な労働を保護してね、そして国民を守るというところに労働基準監督局の元々の仕事があるわけですね。

ですから、お母さんが労働契約してないってことは違ってて。もちろん戸籍がある。結婚の時の戸籍があるじゃないかと。そしたら家族でみんなでお母さんを助けなきゃいけないだろうと。お金を生活費を渡すなんてじゃなくて、家族一緒に生活していかなきゃいけないじゃないかということを指導するのが労働基準監督局ですよ、本来。

労働基準監督局は法律に従ってる。いや法律に従うったって法律の上がありますからね。労働基準監督局というのは、国民を悲惨な状態の労働を防ぐために日々努力する役所でありまして、その一つとして、サラリーマンのサービス残業とかそういうものを見守るっていうのが大切なわけですね。男がサービス残業するだけを見守るわけじゃないんです、仕事はね。

これはもう、どんなものもそういうふうに思わないといけないんですね。これは思わないといけないというか、例えば、学校の先生であれば、かわいそうなポジションにある子供をですね、なんとか自分の職務の中で助けるというのは非常に大切で。いじめにしてもいろんなことにしてもですね、それは規則にどう書いてあるからとかないからとか、そういう問題でなくて。

仕事仕事において、当然ながら期待されていることはやらなきゃいけないんですね。ただ声が小さいとか、なんか契約がないとか、私はこういうことをやることになってるっていうのはね、非常にこう野蛮な社会であって。高等な社会っていうのは、人間本来がやるべきことが、それぞれに分かっているって事じゃないかと思うんですね。

その意味では私はですね、まずはお母さんの地位を確立するために、まあ戸籍でいいんですよ、戸籍でいいんですが、戸籍で戸籍に書くと。夫婦別姓なんつったらこれ壊れますからね。

まあ別には夫の姓であれ、妻の姓であれ、そういうことは関係なく、家族が一体となる。家族の尊厳というものを再確認しですね。そのもとで、お母さんがしっかり守られると。そういう社会を作らなければいけないと思っています。

こういう議論がないのも、せっかく天照大神がいるのに、日本がそれを破ってますので、それが崩壊する原因になろうかというふうに思っています。

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崩壊する日本(5)「SDGsはコオロギから??」 令和5年4月24日_文字起こし

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ヒバリクラブご覧の皆様おはようございます。ええ、朝は太陽の反射光で、快適な生活をしてるもんですから、どうしてもこのヒバリクラブを撮影しようとすると少し暗くなるんですが、まあこれは自然光だからこの方がいいかなと思ってですね、これで進めさせていただきます。

ええ、崩壊する日本ですね。崩壊する日本ていうのは、色んな面から今崩壊してるわけですね。その一つがSDGSはコオロギから始まったのっていうのだから大きいですね。もうびっくりしましたね。皆さんもあのコオロギの佃煮みたいな見て、もうほんとゾゾゾッとしたと思うんですけど。

コオロギっていうのはあの元からですね、飢饉でもあんまり食べてないんですよ。食べるものがなくて餓死する時でも、コオロギは食べてないんですね。昆虫っていうのはあまり食べてないんですよ。餓死する時もね、お百姓さんは山に分け入って木の根、草の根、何でも食べるものは取ってきて、煮たり、炊いたりして食べてきたということをよく言われますが。その時に虫を取って食べたってあまりないんですね。

それはどうしてかというと、虫っていうのは節足動物なんですけども、あのいわゆる脊椎動物とは全然形の違う、全く異質なものなんですね。ですから、本当にそれを人間の食事としていいかっていうような問題があります。

特にコオロギは体内に非常に多くの細菌が含まれていると言われてましてね。それはものすごく高性能なものですり潰してから、ろ過するってこともあるでしょうし。また、ものすごく奇想天外な考え方ではね、細菌を焼いて食べるのがいいなんていう話も出てくるかもしれませんが。しかし、それは非常におかしな考えだと思うんですね。

これはあのSDGSという思想がですね、もともとあの、国連でいろいろ議論されたとはいえですね、当然ヨーロッパ主導なんですね。ヨーロッパツが今何で苦しんでるかって言ったら、400年間有色人種を植民地にしてですね。そこで働かせて、その上がりでしてきたもんですから、日本が大東亜戦争やってですね。それで世界が植民地から解放されましたね。

それ以降、どうしてもやっぱり白人はですね、400年もサボってきたんで、自分たちが有色人種とはもう全然かなわない、劣等であるって事は心密かにわかってるんですよ。表には出しませんけどね。それであの石油がなくなるって言ってみたり、温暖化すると言ってみたり、食料がどうするって言ってみたり、いろいろしてるわけですよね。

だから、当然やることはおかしいわけですよ。人間の将来の食事が昆虫食になるって事はね、もちろんありえますよ。ありえるけども、それには長い研究がいりますよね。だって、人間がですね、今まで少なくとも旧石器時代のような文明が始まってからまあ6万年ですね、昆虫をなぜ食べなかったのかということですね。

まあ、昔はナウマンゾウとかヘラジカなんかを食べた。その後はイノシシとかウサギを食べた。そして、穀類がある程度自由になってくると、米とか麦を、魚ですね、を食べていく。大豆とかですね。こういった人間の歴史というのは、全然頭が働かなかったわけじゃないんですよ。やっぱり人間の健康とか、体とか、そういう意味でいいものを選んできてるわけですね。

人間の頭ってのはそれほど優秀じゃないんです。ですから、最近もありますよね。発達障害の子供ができる一つの原因としては、母乳をやらなかったからだという研究結果が、東大の産婦人科なんかを中心に非常に研究が出ていますけども。それは当然でね、人間っていうのはアホじゃないんですよ。

ですからまあ、月10日の妊娠期間と離乳期間を経てですね。いかにして人間の頭脳というのを作るかという内容が母乳に入ってるわけで、当たり前ですよね。本当に浅はかな考えだと思います。

それでまあ、コオロギの件については、とにかくもう昆虫食やめてくれと。それで政府でね、昆虫食を研究するなんかプロジェクトを作ったり、税金を使ったりすることを決めた人、これ名乗り出てね、反省してやっぱりこれ多少の罰がないとね、こう変なことが治らないですよ。

これははっきりとね、まあとにかく今、マスコミとかね、評論家が全然もうお金だけになっちゃって、こういうことに対して批評しないのでダメなんですが。やっぱり、日本のため、人間のため、子供のためにね、考え直してもらいたいと思いますね。

でまあ、あの食料として一番いいのは、日本人としては特に稲なんですね。稲は何で人間に対していいかって言いますと、まあ基本的にはどうしても人間はですね、発達しすぎちゃったんで、空気中のCO2を食べて栄養にするってことがもうできなくなってしまったもんですから。生物の栄養は全部CO2ですからね、温暖化ガス、温暖化ガス減らそうなんて変な人もいますけども。そういう人はまあ何も考えてないんで、しょうがないんですけどね。

で、人間の代わりにCO2を食べて、それで炭素にすれば、人間自分で食べられるんですね。するような生物と一緒にやらなきゃいけないんですよ。それが一つは稲ですね。稲以外にも人間と共生してるものっていっぱいあるんですね。例えば、身近なものでは犬とか猫とかそういう家畜ですね。もちろん、馬とかもそうですが、まあ人間を助けてくれるわけですね。

一方では、そういった稲なんかとか、まあ犬とか猫なんかでもですね、人間と一緒に生活しないと、彼らも生きることができないっていう相互依存関係にあるんですね。

これは犬とか猫とか、稲ばかりなくて、腸内細菌なんかもそうで、人間も腸内細菌がなければ生きていけないし、腸内細菌も人間の腸の中でしか生きれない。こういうことですから、むしろ日本人には日本人の腸内細菌があるんですね。

例えば、わかめっていうのは日本人しか食べれませんが、そのわかめを、まあ例外はあるんですよ、こういう風に言いますとね、武田わかめは日本人しか食べれないって言うけど、朝鮮の南の方の民族は食べれるじゃないか、それはそうなんです。あの日本のすごく近くてね、遺伝子も近いし生活習慣も近いところはそうなんですが、基本的に日本人がずっと食べてきて、それは日本人の腸の中にある腸内細菌が消化していると言われております。まだ研究はそれほどはっきりはしておりませんけどね。

それで、稲っていうのは人間のために空気中からCO2を吸って、そして米粒というのを炭素ですね、炭素の袋を作って、そこに押し込めて、そして秋には枯れていくんですけども。もちろん稲はですね、空気中のCO2を吸って半分はそれを炭素にして自分が使い、半分はその炭素にして人間にくれるというのが米粒ですね。

ですから、稲穂がそのたわわになってるところで、稲が死ぬっていうのは、枯れるっていうのは大変に変な現象なんですね。稲はもちろん自分が作った炭素ですから、それを食べることができるわけで、自分が働いただけ生きようと思ったら、来年の2月か3月まで生きていけるんですけども、人間に米粒を渡すために9月、10月で枯れるわけですね。

しかし、その代わり、人間は春になりますと苗床を作ってですね、また稲が子孫が残るこういう相互関係になってるわけですね。ですから、まあ稲の場合はむしろ枯れてから収穫するわけですから、命を取るというわけでもないんですね。途中で命をいただくってことじゃないですね。

まあ、あの野菜なんか申し訳ないんですけども、生きてる途中で野菜を食べるわけですから野菜サラダを食べるのも必要ですからね、しょうがないんですが。野菜サラダを食べるよりかは米粒を食べた方がずっとずっと道徳的、環境的にはいいんですね。

まあこういうことが、ちょっと日本人が考えられなくなった。これがまあ崩壊する日本の原因なんですね。それはお金でおかしくなっちゃったんですよ、頭脳がね。本当にあの、もうコオロギなんかが出てくるって自体がおかしいんですよ。

それで、コオロギはまた給食に使ったんですよね。いや、給食っていうのは特別に配慮しなきゃいけないんですよ。だって、給食に出たものを子供たちが拒否するわけはいかないんで、出たら食べなきゃいけないわけですから。大人であればね、選択できますが、選択できないわけですね。

文明が発達するってことは、一番素晴らしいのは自由になるって事なんです。今までお仕着せになってたものが、自分で自由に髪型も変え、メガネを決め、服も決め、食べるものも決めると。そういうことが自分自身でできる。生活自身ができるってことですね。

強制的にどっかに行ったら、注射を打たれるとか、そういうこともないと。治療も自分の選択で受けることができる。それが近代文明っていうもんですからね。人間が進化するっていうのはそれが一番正しいですよね。

まあそういう意味で日本文化っていうのは、人間が備えるべき3つの大きな原則というのを決めたわけですね。それは嘘をつかない、人の金をせびらない、恩を大切にするということだったわけですね。

しかし、最近では、もう嘘は平気でつきますね。僕なんかまあ今選挙の活動とかしてますとね、本当に人の嘘がよくわかります。こんな嘘ついてんだなと思いますね。嘘とアホがちょっと区別できないところもあるんですけどね。

例えば、お父さんの育児休暇なんかそうですね。これは哺乳動物のオスが子供を殺すということを知らないのかなと思ったり。知ってて、まあ嘘をついてるのかちょっとわからないっていうね。だけど、国会議員さんに向かってアホとも言えないもんですからね。知ってて嘘ついてんだろうなあとか思ってるわけですね。

それから、人の金をせびる。これはもう本当に卑しいことなんですね。だから、お金とか利権とかいうよりかせびるっていうのが一番いけないんですね。つまり、本来は自分がいただくお金じゃないのに、なんとか理屈をこねてせびる。

それから、恩を忘れると。これ恩というのはね、本当に日本人の美徳なんですよ。恩という言葉が、日本人の恩として使ってるっていうのは日本だけだし。英語なんかには恩という単語すらないわけですから。これも非常に大切なんですね。

崩壊する日本から防ぐのは、まずコオロギなんかをやった人が、もう本当に恥ずかしいんで、謝ってほしいですね。申し訳なかった。あまりにも短慮だった。もう少し自分もよく全体のこととか、人々の幸福を考える。

何しろ、畑をどんどんどんどん休耕田にして、稲を作らずにコオロギでいこうと。畑の上には太陽光発電やるって、もうむちゃくちゃなんですよね。まあこれを早く直さないといけないと思います。

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崩壊する日本(4)「ウクライナ戦争とNATO」 令和5年4月23日_文字起こし

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武田邦彦 ヒバリクラブ ↓YouTubeリンク

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ヒバリクラブご覧の皆様こんにちは。武田邦彦です。

ええと、今日は崩壊する日本の基礎編ですね。まだなんで崩壊するか、イランとサウジの国交回復、アメリカの倫理の崩壊、そして国際通貨がドルから別のものになるということが、日本のどういう崩壊に結びつくのか、ということについてはまだ先の話で、まだ基礎編をやっております。

もう一つはウクライナ戦争とNATOですね。これはもちろん日本の多くのメディアが放送しておりますので、ほとんど日本の全員がロシアが悪いというふうに思ってることは十分知っております。それから、日本はだいたいロシアには辛いんですね。

アメリカとロシアと第二次世界大戦の時もですね、大東亜戦争戦ったんですけども。アメリカは東京大空襲や、広島長崎に原爆落として一般市民を虐殺してるんだけど、日本人はあまりアメリカにはそんなに嫌いじゃないんですね。

ところが、ロシアはまあ寸前に日ソ中立条約を破って侵入してきたこともあってですね。何か辛いんですね。嫌いなんですよ。ロシアが日本人が嫌いなのは、もしかするとちょっと似てるところがあるからかもしれませんね。

それで、どうしてもロシアが悪いと、アメリカはいいってことになるんですが。まあウクライナ戦争は度々このブログでも言ってるように、アメリカが交錯して戦争を導いたというものなんですが。ちょっとその話はもうここで随分しましたんでね。まあ敵を見間違うなっていう程度なんですが。

この問題の大きくはですね、実は、ソ連が崩壊した時ですね、東側の東ヨーロッパとソ連をですね、この際もう我々が崩壊したら、西側がどっと攻めてきて、全部自分たちがやられてしまうんじゃないかって恐怖心があったんですね。

その時に、アメリカの高官、中ソ連アメリカ大使はじめですね、多くの人がアメリカの高官がですよ、NATOは今の線、ドイツからまあスイスは中立ですけどね、この線から東に行けませんと、安心してワルシャワ条約機構を解散してくださいと。こう繰り返し言うので、それを信用してですね、ワルシャワ条約機構を解散しました。

その後、共産主義というのが元々無理があるので、東ヨーロッパの共産主義も崩壊してですね。そして、まあ西側が完全に強くなったんですけども、その後の西側の動きはですね、全く約束を守らないっていう感じなんですね。

NATOっていうのは軍事同盟ですからね。軍事同盟についての約束を守らないっていいますとね、その当面のNATOの敵であるロシアやっぱり困っちゃうんですよね。それがじわじわじわじわ嘘をついてですね。ついに最近では、もうフィンランドまでがNATOですね。したがって、もうほとんどロシア以外はヨーロッパはNATOになっちゃったわけですね。

それで、ウクライナNATOに入れNATOに入れって下工作をアメリカがするんですよ。ウクライナこそはですね、もうロシアの中なんですよね。もともとロシア民族っていうのはウクライナキエフキエフ公国というのがあってですね。で、キエフ公国は南にいたんですけども、少しずつ少しずつ燃料なんかもよくなってきて、北の方に進出するんですね。モスクワの方にも行けるわけです。

その頃はちょっと地球も寒冷化してたんで、あまり北の方に行けなかったんですけど。その後、温暖化してきまして、そしてまあロシア帝国の時はね、サンクトペテルブルクっていうかもっと北の方にレニングラードって昔言ったんですけどね。そんなとこまで北海道の方まで北の方に行ったんですね。

ですからまあ、ウクライナとかベラルーシっていうのはですね、まあロシアみたいなもんなんですね。まあ、ロシアのいろんな共和国、カザフスタンとかウズベキスタンとかそういう時からトルクメニスタンとかですね。そういうとこから見ると、余計あのロシア民族なんですよ。

そこまでね、NATOに入れるって動きをして。しかも、2014年ですかね、新ロ派の大統領がウクライナの大統領に選出されるとですね、アメリカのCIAを中心として、ものすごい工作をしまして、正当な選挙で選出された大統領を引きずり下ろし。

まあ、ヴィクトリアヌランドという女性がいるんですけど、今国防省の次官ですけどね、この人当たりが中心となってその後もですね、ウクライナ軍の強化をアメリカの将校がやりにいく。それから、東部3省にいるロシア人を暗殺していくと。そういうことをずっとやってですね、とにかくロシアが立ち上がらずを得ない状態作ったわけですね。

で、このようなアメリカの嘘体質っていうのは、例えば、アフガニスタン戦争の終わりでもですね、アフガニスタンの人もアメリカを信用してたんですよ。突如としてアメリカがアメリカ軍引いちゃったんですね。撤退しました。そうしたらですね、もうアメリカの保護を信頼してですね、アフガニスタンに住んでた人たちはかなりが虐殺されましたね。まあ深い恨みをアメリカに持ったと思うんですね。

これはアメリカの嘘のあれですね。アメリカの嘘っていうのは、そのアメリカ人がイギリスから移ってきた時にインディアンを騙し。それから、メキシコ人を騙し。テキサスあたりのメキシコ人を騙し。それから、インディアンほとんど殺して。あとハワイを騙し。フィリピンの時はスペインを騙し。太陽戦争の時は、日本に開戦を促すために細工をいろいろして真珠湾襲撃までやってですね。

その後、ベトナムではトンキンワン事件という作り話を作ってベトナムを攻めると。イラク戦争の時もフセインがいかに悪いかっていうことを、水鳥とか、少女に金やってそういう涙の演説をさせると。いう風に嘘は、アメリカの常套手段なんですね。

アメリカ人っていうのは勝てばいいんだ。嘘は別に構わないんだ。トランプ大統領の選挙の時も、トランプと書いた投票用紙をバイデンと書き直すのは別に悪くないと。結果的にバイデンが勝てば勝った方が正義なんだ。こういうヨーロッパ流のですね、考え方持ってますので、日本人はちょっと理解できないでしょうね。

今でもそうですよ。国連安保理。これはまあニューヨークに国連本部がますからね。アメリカこそが国連はちゃんとしなきゃいけない。これが日本人でしたらね、多分日本人でこういうことを言う人多いと思いますよ。我が国に本部がある国連。しかも国連の主体はアメリカである。

国連は安全保障理事会で世界平和を守るようになってて、アメリカはそのうち特権である安全保障理事会常任理事国で拒否権をいただいていると。このアメリカがその拒否権を使って戦争を起こすとは何事かって言うんですけど。

戦後、国連でですね、拒否権を使ったのは一番多いのはアメリカなんですよ。中国でもロシアでもないんですね。

したがって。アメリカ人は嘘の上手いんですね。恨まれないように嘘をつく、これを上手いですね。これは非常にあの巧みなんですね。これアングロサクソンは嘘が上手いということなんですね。

それで、世界中の人があまりアメリカとかイギリスとか嘘をつき同士の国なんですが。そういう国をあまり恨まずに、ロシアとか、中国は共産主義ですからね今ちょっと信用できないところあるんですが、他のところを恨むってことありますね。

我々はアングロサクソンアメリカ、イギリスに学ぶのはですね、嘘のつき方を学ぶのかなと思いますね。中国はまだ嘘がですね、露骨なんですよ。だから、中国には反感を持っちゃうんですね。嘘を露骨につくから。

ところが、アメリカ、イギリスは嘘は極めて巧みにかわしながら嘘をつくですね。ロシアは割合と真面目な国ですから、嘘はあんまりつきません。そのまま言うんで、恨まれるって事ありますね。

まあ人間関係でもそうですね。嘘の巧みな人であまりみんなから嫌われてない人もいれば、本当はそういう嘘をつく人よりかは正直なんだけども、あんまり正直に言いすぎるので、みんなから恨まれるっていうのはありますね。

それが世界で極端な例ですね。まあ、アングロサクソンと、それから日本、中国とは全然相反するような嘘のつき方をするということで。日本人の場合特に、日本人の中で、日本人がつく嘘はほとんどないのに、アメリカ、イギリスの嘘を信じて日本人を辱めるという日本人がいるっていうね。これ、もうどうにもならないですけどね。

まああの、朝鮮韓国による慰安婦事件も韓国側の嘘を信じて日本を非難するっていう。それで得意になった人いますね。弁護士でしたね、日本人の弁護士が国連に行って、従軍慰安婦なんてなかったのに、それを言ってスレーブスレーブ奴隷ですね、それがすごく受けたというんで得意気になって、日本に帰ってきた弁護士がいましたけど。

あの人日本人なんですよね。日本人で外国の嘘をついてるのを国連で風潮して、それで、それを嘘をみんなが弄してくれたから嬉しいつって日本に帰ってくる日本人がいるって、どういうことですかね。もうあのアングロサクソンの爪の垢をまあ煎じて煎じて飲まさなきゃいけないよなそういう日本人もいるんですね。

まあいずれにしても、このウクライナ戦争とNATOという中に国際紛争とか国際関係ていうのは嘘が入るんですが、嘘を多くつく人を日本人は好み。嘘を嫌いな人を日本人は嫌がるんですね。

日本人自体が本当は嘘をつきたいけど、どうも嘘つくのが上手くないからやめてるという、そういう深層心理があるかもしれません。いずれにしても、このこともですね、崩壊する日本の理由の一つなんで、その一つの基礎的なこととして一つ頭に入れておいていただきたいと思います。

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崩壊する日本(3)「中国とブラジルの決済」 令和5年4月22日_文字起こし

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ヒバリクラブご覧の皆様こんにちは。武田邦彦です。

ええ、今日はですね、日本の崩壊をなんとかして止めたいと。日本の崩壊を止めるには、日本がどのようにして崩壊しつつあるかということをはっきりしなきゃいけませんので、その整理をまだしているところですね。

突然ですね、こういうんで崩壊するっていうな記事も、結構あるんですけども。私はやっぱり基礎的なことがだいたい合意された後ですね、崩壊なんて難しいことを議論するにはですね、コンセンサスを取ってからじゃなくちゃいけないと思うので。現在これ3回目なんですが、崩壊の原因となる現状分析をしております。

3回目は国際取引の通貨のことですね。この前、中国とブラジルの間でですね、貿易取引の決済がドルではなくて、どうも中国元で行われたようです。これはもう非常に大きなことで、これで取り上げた、現在進んでいるイランとサウジの国交回復とか、トランプ大統領の起訴なんかと同じようにですね、非常に大きく日本の近未来を規定するものでありますので、3番目に取り上げました。

もちろん、皆さんご存知の通り、現在の国際的な取引の決済ですね、貿易ですね。貿易の決済っていうのはドルで行われております。これは昔だったらポンド、今だったらドルという風に、だいたい世界はですね、基軸通貨というのが決まっておりまして、基軸通貨を使って決済するということですね。

基軸通貨基軸通貨でないものとはもう決定的に違いまして。単にみんながドルを大切にしてるとかそういうことじゃなくてですね。まあ、今のアメリカの赤字を見ればわかるんですけども、基軸通貨の国は、基軸通貨をいくら出してもびくともしないんですね。ところが、基軸通貨じゃないところは、基軸通貨との関係で価値が決まる。こういう風に簡単にいえばそういうことですね。もう少し難しく説明することもできますが、こういうふうに理解したらいいと思います。

従って、アメリカだけは今ものすごく赤字だして、国債をもう何十兆ドル出して、それでまあ平気でいられると。これは基軸通貨で、アメリカが基軸通貨だからなんですね。ところが、基軸通貨、今ドルがほとんどで、だいたい70から80%ぐらいドルでしょうかね。20%ぐらいがおおよそ欧州の通貨ですね、ユーロ。それから、その他の国がちょこちょこちょこっと国際通貨として、決済として使われているのが現状なんですが。

ええ、中国とブラジルの間の決済が中国元で行われる。これはもう非常に大きなことですね。それから多分、今はロシアはですね、アメリカがウクライナ戦争の関係で、ドル決済を中止しておりますのでね。従って、インドとロシアの間のエネルギーはウクライナ戦争の前に対して22倍に増えてると言われておりますが。この決済はおそらくインドの通貨のルピーか、ロシアの通貨のルーブルか、そういうもので行われてると思うんですね。したがって、ここもほころびております。

つまり、アメリカがですね、まあバイデン大統領っていうのが能力ないからでもありますけれども、国際的な影響力を及ぼそうと思って、過度な介入をしてるっていう感じなんですね。まあ、あのウクライナとロシアの戦争に対して、反対賛成という意思を表示するのは、まあ自由ですね。国家主権ですから。

しかし、国際通貨のドルっていうのは、アメリカの一存では本来は決められないわけですよね。世界中の貿易にドルを使ってるわけですから。だからほどほどにしなきゃいけないわけですね。少し制限をするとかそういうことはいいかもしれませんが、全面的にドルを決済として使えなくしますと、簡単にいえばその国の貿易はできないってことになりますからね。それはいくらなんでも、国家主権を壊すものであって、望ましくないですね。

ですが、そういうこと強行してやってしまったということで、主要国、特にブリックスですね。BRICsていうのはBがブラジル、Rがロシア、Cが中国チャイナ、Sがサウサアフリカ、Iはいつもよくわかってるんですけど、なんかど忘れしました。まあそういう主たるですね、第2次の頑張ってる国がですね、勢力あるわけです。

この勢力は相当今接近しておりましてね。我々がG7、日本も入っておりますけども、アメリカ、イギリス、フランス、日本ね、カナダとか、イタリアとか、そういった旧支配国ですね。これの経済規模とBRICsの経済規模がほぼ同じくなっております。

したがって、そういう中で経済規模がやっぱり世界のこういったドル通貨とかいうのは効くわけですけどね、当然。あまりアメリカが一国でやるということが、もう実は難しくなってるわけですね。にもかかわらず、アメリカのバイデン大統領が強行政策をとりましたんでね。

まして、ウクライナ戦争は私の考えでは、私が整理した事実ではというべきかな、私が整理した事実では、アメリカがウクライナの大統領選挙がかつて行われましたね、大統領選挙がアメリカの思惑と違う人が当選したので、それをCIAを中心としてビクトリアヌーランドとかそういう人が動いてですね、そしてその大統領を潰したと。

そして戦争になり、クリミア戦争になり、それが今度のまたウクライナの全面戦争のもとになっておりますからね。だから、アメリカもまあ責任が半分半分かどうか分かりませんが、責任の大半を持ってるのがアメリカであることは間違いありません。

したがって、ちょっとやりすぎましたね。まあおそらくはバイデン大統領はそれほどの力がありませんから、後ろ盾になってる人がいろいろ今噂されておりますが、こういうのは噂ですからね、分かりませんが、オバマ元大統領か、富豪のソロスではないかと言われておりますが。

いずれにしても、よく皆さんがおっしゃる、なんて言いますかディープステートって言いますかね、選挙で選ばれたり議会で議論したりする公の人たちではなくて、陰に隠れた人たちがバイデン大統領を操ってんだろうと言われておりますが、それ自体がもう実は非常に暗いですよね。

何でも物事は正々堂々、自分がやってることは正しいという信念があれば、表に出て正々堂々やるべきであり。それがみんなに受け入れられなければ、別に受け入れられないのしょうがないですよね。

その人たちは自分の人生とか、生活には何も困らないですから。だから、悪徳のことをする必要ないんですけど、やっぱり、人間ってな金が入ると金が欲しくなるんでしょうね。まあそういうこともありますが。

それでまあ、この結果どうなるかこれは日本の崩壊にどうつながるかっていうと、日本はもうアメリカべったりなんですよ。もちろん、ドルを貿易収支に使っておりますし。アメリカの国債保有の量が一番多いのは日本なんですよ、実にね。

日本っていうのは今経済規模で30位を以下ですから、アメリカ国債を世界一持ってるなんていうのはちょっとやりすぎなんですよ。確か2兆ドルぐらい持ってましたかね。

まあそういうような状態なので、アメリカのこのドルがですね、国際のですねスイフトの通貨として使えないということになりますとね、ドルは大暴落、円も大暴落という風になりますので、大変に大きな変化が訪れると思います。

皆さんの貯金も円で持ってると危ない。最近までは僕はドルで待ってたらいいかなと思ったけど、このバイデンさんのやり方があまりにひどいのでね、ドルも暴落が予想されます。

もちろん、今まで国際通貨をドル一手でやってたわけですから、それが崩れたり、ドルが基軸通貨としての位置が怪しくなると、現在のアメリカの大量な赤字ですね、貿易赤字、それから政府の赤字、昔は双子の赤字と言われましたが、これが顕在化する可能性がありますね。

そうしますと、ドルも暴落ということになりますね。ドルが暴落して、その倍ぐらい円が暴落しますと、我々の生活はかなり脅かされます。それでまあ、あの先見性のあるっていうか、先を見よう先を見ようっていう経済の方なんかは、今盛んに外国の土地を買い漁ったりしてますよ。

しかし、それはね、外国との取引が多かったり、そういう決済方法を知ってたり、しょっちゅう国際線に乗るような人はできますよ。だけど、我々市民がね、普通の日本国民が外国の土地を買えったってすぐには買えませんよ。

まあそういうことで、今後はですね、この中国とブラジルの決済がドルじゃなかったというニュースは非常に大きなニュースで。興味のおありの方はですね、まずはスイフトという機関をちょっと勉強され、それから、基軸通貨の状態を勉強され、それからさらには、最近のドル離れ、まだあるとはまだいってませんけどね。ドル離れの傾向について、少し知識を貯められると。

さらにはもう少し深く入れば、そのドルが弱くなることに対して、アメリカの双子の赤字ですね、これがアメリカ経済にどういう影響を及ぼすか。さらにそれが跳ね返って、日本にはどういう影響を与えるか。私は崩壊する日本に非常に大きな痛手になると思いますので、今からですね、日本は準備をしとかなきゃいけないと思いますね。

それが、つまり一番最初に取り上げたサウジとイランの国交回復に、日本が寄与できなかったということが非常に大きい。それから、アメリカの倫理の崩壊、これについてもただ傍観してるだけ。むしろ、日本も連れて倫理が崩壊していると。

それから、このドルの決済が他国決済になったり、あるいはですね、電子マネーになったりすると思いますね。これは非常に大きな変化なんで、ここによく注目し、ヒバリクラブの皆さんが自分の個々の財産をどうするかよくお考えになったらいいと思います。

ただ、今度はアメリカのですね、シリコンバレーの銀行やらですね、スイスの銀行やらが破綻しましてね。それによって、銀行が破綻した時の預金の保護っていうのは、これは逆に進みました。

つまり、今までは1000万円とか言ってたのが、今のところ一応、預けてる預金は銀行が破綻してもですね、なんとかするという状態が政府保証なり、銀行間保証なりという制度が少し進んでおりますので、その点はやや安心な現象という風に言えます。

いずれにしても、今日は中国とブラジルの決済について整理をいたしました。

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