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崩壊する日本(4)「ウクライナ戦争とNATO」 令和5年4月23日_文字起こし

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ヒバリクラブご覧の皆様こんにちは。武田邦彦です。

ええと、今日は崩壊する日本の基礎編ですね。まだなんで崩壊するか、イランとサウジの国交回復、アメリカの倫理の崩壊、そして国際通貨がドルから別のものになるということが、日本のどういう崩壊に結びつくのか、ということについてはまだ先の話で、まだ基礎編をやっております。

もう一つはウクライナ戦争とNATOですね。これはもちろん日本の多くのメディアが放送しておりますので、ほとんど日本の全員がロシアが悪いというふうに思ってることは十分知っております。それから、日本はだいたいロシアには辛いんですね。

アメリカとロシアと第二次世界大戦の時もですね、大東亜戦争戦ったんですけども。アメリカは東京大空襲や、広島長崎に原爆落として一般市民を虐殺してるんだけど、日本人はあまりアメリカにはそんなに嫌いじゃないんですね。

ところが、ロシアはまあ寸前に日ソ中立条約を破って侵入してきたこともあってですね。何か辛いんですね。嫌いなんですよ。ロシアが日本人が嫌いなのは、もしかするとちょっと似てるところがあるからかもしれませんね。

それで、どうしてもロシアが悪いと、アメリカはいいってことになるんですが。まあウクライナ戦争は度々このブログでも言ってるように、アメリカが交錯して戦争を導いたというものなんですが。ちょっとその話はもうここで随分しましたんでね。まあ敵を見間違うなっていう程度なんですが。

この問題の大きくはですね、実は、ソ連が崩壊した時ですね、東側の東ヨーロッパとソ連をですね、この際もう我々が崩壊したら、西側がどっと攻めてきて、全部自分たちがやられてしまうんじゃないかって恐怖心があったんですね。

その時に、アメリカの高官、中ソ連アメリカ大使はじめですね、多くの人がアメリカの高官がですよ、NATOは今の線、ドイツからまあスイスは中立ですけどね、この線から東に行けませんと、安心してワルシャワ条約機構を解散してくださいと。こう繰り返し言うので、それを信用してですね、ワルシャワ条約機構を解散しました。

その後、共産主義というのが元々無理があるので、東ヨーロッパの共産主義も崩壊してですね。そして、まあ西側が完全に強くなったんですけども、その後の西側の動きはですね、全く約束を守らないっていう感じなんですね。

NATOっていうのは軍事同盟ですからね。軍事同盟についての約束を守らないっていいますとね、その当面のNATOの敵であるロシアやっぱり困っちゃうんですよね。それがじわじわじわじわ嘘をついてですね。ついに最近では、もうフィンランドまでがNATOですね。したがって、もうほとんどロシア以外はヨーロッパはNATOになっちゃったわけですね。

それで、ウクライナNATOに入れNATOに入れって下工作をアメリカがするんですよ。ウクライナこそはですね、もうロシアの中なんですよね。もともとロシア民族っていうのはウクライナキエフキエフ公国というのがあってですね。で、キエフ公国は南にいたんですけども、少しずつ少しずつ燃料なんかもよくなってきて、北の方に進出するんですね。モスクワの方にも行けるわけです。

その頃はちょっと地球も寒冷化してたんで、あまり北の方に行けなかったんですけど。その後、温暖化してきまして、そしてまあロシア帝国の時はね、サンクトペテルブルクっていうかもっと北の方にレニングラードって昔言ったんですけどね。そんなとこまで北海道の方まで北の方に行ったんですね。

ですからまあ、ウクライナとかベラルーシっていうのはですね、まあロシアみたいなもんなんですね。まあ、ロシアのいろんな共和国、カザフスタンとかウズベキスタンとかそういう時からトルクメニスタンとかですね。そういうとこから見ると、余計あのロシア民族なんですよ。

そこまでね、NATOに入れるって動きをして。しかも、2014年ですかね、新ロ派の大統領がウクライナの大統領に選出されるとですね、アメリカのCIAを中心として、ものすごい工作をしまして、正当な選挙で選出された大統領を引きずり下ろし。

まあ、ヴィクトリアヌランドという女性がいるんですけど、今国防省の次官ですけどね、この人当たりが中心となってその後もですね、ウクライナ軍の強化をアメリカの将校がやりにいく。それから、東部3省にいるロシア人を暗殺していくと。そういうことをずっとやってですね、とにかくロシアが立ち上がらずを得ない状態作ったわけですね。

で、このようなアメリカの嘘体質っていうのは、例えば、アフガニスタン戦争の終わりでもですね、アフガニスタンの人もアメリカを信用してたんですよ。突如としてアメリカがアメリカ軍引いちゃったんですね。撤退しました。そうしたらですね、もうアメリカの保護を信頼してですね、アフガニスタンに住んでた人たちはかなりが虐殺されましたね。まあ深い恨みをアメリカに持ったと思うんですね。

これはアメリカの嘘のあれですね。アメリカの嘘っていうのは、そのアメリカ人がイギリスから移ってきた時にインディアンを騙し。それから、メキシコ人を騙し。テキサスあたりのメキシコ人を騙し。それから、インディアンほとんど殺して。あとハワイを騙し。フィリピンの時はスペインを騙し。太陽戦争の時は、日本に開戦を促すために細工をいろいろして真珠湾襲撃までやってですね。

その後、ベトナムではトンキンワン事件という作り話を作ってベトナムを攻めると。イラク戦争の時もフセインがいかに悪いかっていうことを、水鳥とか、少女に金やってそういう涙の演説をさせると。いう風に嘘は、アメリカの常套手段なんですね。

アメリカ人っていうのは勝てばいいんだ。嘘は別に構わないんだ。トランプ大統領の選挙の時も、トランプと書いた投票用紙をバイデンと書き直すのは別に悪くないと。結果的にバイデンが勝てば勝った方が正義なんだ。こういうヨーロッパ流のですね、考え方持ってますので、日本人はちょっと理解できないでしょうね。

今でもそうですよ。国連安保理。これはまあニューヨークに国連本部がますからね。アメリカこそが国連はちゃんとしなきゃいけない。これが日本人でしたらね、多分日本人でこういうことを言う人多いと思いますよ。我が国に本部がある国連。しかも国連の主体はアメリカである。

国連は安全保障理事会で世界平和を守るようになってて、アメリカはそのうち特権である安全保障理事会常任理事国で拒否権をいただいていると。このアメリカがその拒否権を使って戦争を起こすとは何事かって言うんですけど。

戦後、国連でですね、拒否権を使ったのは一番多いのはアメリカなんですよ。中国でもロシアでもないんですね。

したがって。アメリカ人は嘘の上手いんですね。恨まれないように嘘をつく、これを上手いですね。これは非常にあの巧みなんですね。これアングロサクソンは嘘が上手いということなんですね。

それで、世界中の人があまりアメリカとかイギリスとか嘘をつき同士の国なんですが。そういう国をあまり恨まずに、ロシアとか、中国は共産主義ですからね今ちょっと信用できないところあるんですが、他のところを恨むってことありますね。

我々はアングロサクソンアメリカ、イギリスに学ぶのはですね、嘘のつき方を学ぶのかなと思いますね。中国はまだ嘘がですね、露骨なんですよ。だから、中国には反感を持っちゃうんですね。嘘を露骨につくから。

ところが、アメリカ、イギリスは嘘は極めて巧みにかわしながら嘘をつくですね。ロシアは割合と真面目な国ですから、嘘はあんまりつきません。そのまま言うんで、恨まれるって事ありますね。

まあ人間関係でもそうですね。嘘の巧みな人であまりみんなから嫌われてない人もいれば、本当はそういう嘘をつく人よりかは正直なんだけども、あんまり正直に言いすぎるので、みんなから恨まれるっていうのはありますね。

それが世界で極端な例ですね。まあ、アングロサクソンと、それから日本、中国とは全然相反するような嘘のつき方をするということで。日本人の場合特に、日本人の中で、日本人がつく嘘はほとんどないのに、アメリカ、イギリスの嘘を信じて日本人を辱めるという日本人がいるっていうね。これ、もうどうにもならないですけどね。

まああの、朝鮮韓国による慰安婦事件も韓国側の嘘を信じて日本を非難するっていう。それで得意になった人いますね。弁護士でしたね、日本人の弁護士が国連に行って、従軍慰安婦なんてなかったのに、それを言ってスレーブスレーブ奴隷ですね、それがすごく受けたというんで得意気になって、日本に帰ってきた弁護士がいましたけど。

あの人日本人なんですよね。日本人で外国の嘘をついてるのを国連で風潮して、それで、それを嘘をみんなが弄してくれたから嬉しいつって日本に帰ってくる日本人がいるって、どういうことですかね。もうあのアングロサクソンの爪の垢をまあ煎じて煎じて飲まさなきゃいけないよなそういう日本人もいるんですね。

まあいずれにしても、このウクライナ戦争とNATOという中に国際紛争とか国際関係ていうのは嘘が入るんですが、嘘を多くつく人を日本人は好み。嘘を嫌いな人を日本人は嫌がるんですね。

日本人自体が本当は嘘をつきたいけど、どうも嘘つくのが上手くないからやめてるという、そういう深層心理があるかもしれません。いずれにしても、このこともですね、崩壊する日本の理由の一つなんで、その一つの基礎的なこととして一つ頭に入れておいていただきたいと思います。

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